創設者紹介
創設者 ㈱サカガミ 相談役 坂上 和也
1:何故、流通農業大学の設立を考えたのか
日本の歴史は、世界でも大変特異的な国ではないでしょうか。他国から侵略されたり、戦さを仕掛けられたりした事が無いと言っても過言では無いと思います。わずかに蒙古襲来があった事位ではないでしょうか。
この様な日本で今後大きな問題になる事は、間違いなく食糧問題にあると思います。
農業国日本が、第一次産業の大切さを忘れ、今後何かが起こったら日本は餓死する国民が続出する事は間違い無いと思います。
常に、生産を止めると補助金が出る仕組みの為、日本の一次産業育成がいかに間違っているか残念でなりません。
私は常々、第一次産業には販売ルートが必要であり、そして農業には流通が必要であるとの思いがありました。
2:流通農業大学設立の動機
今から30年前に、友人の一人にクリスマス・グッズを販売する会社を立ち上げた小学校・中学校と一緒だった同級生が居ました。腰振りサンタで日本中を席巻した株式会社ハルモニアの小松社長です。12月に二人でイギリス・ドイツ・スイス・オーストリア・モナコ・イタリア・フランスと、各国のクリスマス・マーケットを視察して来ました。
特にドイツのハイデルベルクで見学したハイデルベルク大学は、ヨーロッパで最古の大学だそうですが、山の中腹にある400年以上の歴史を持つ、とても素晴らしい大学でした。この大学を視察した後に街の広場へ行き、その街角にハイデルベルク大学が開校した当時のままの教室を見学した時の感動を今でも忘れる事はありません。400年以上前の建物・1階の1部屋の教室が、今でもそのまま残っているのです。ハイデルベルク大学が創立され、開校した時の教室が、建物ごとそのまま残されているのです。
私は、その時に感動の中から、ふと我に返り、「そうだ、考えるよりも行動をしよう」という想いが湧き起こりました。心が激しく揺さぶられました。やるだけやってみよう。
その思いから準備をして、流通農業大学は現在14期生を迎えております。卒業生達が、何かしら国や社会の為に成る事をして戴けたら、と思うと嬉しさが込み上げて言葉になりません。
どうか、皆様のお力で流通農業大学を育てて戴けたら、そう思うと心が躍ります。
2024年1月吉日
〇プロフィール
1947年9月 | 東京都に生まれる |
1966年3月 | 東京都立豊島高校卒業 |
1970年3月 | 専修大学経済学部卒業 |
1970年4月 | 株式会社イエイエ入社 |
1970年11月 | 退社 |
1970年12月 | 有限会社坂上商店入社 |
1989年4月 | 株式会社日東物産社長 |
1993年2月 | 株式会社サカガミ代表取締役就任 |
2017年4月 |
同社代表取締役退任・相談役就任 現在に至る |
理事長紹介
理事長 元 伊藤忠商事㈱ 常務取締役
元㈱日本アクセス 代表取締役会長 吉野 芳夫
本校で学ばれる学生は、すでに企業で働いている社会人で、経営マインドの育成、向上、また幅広い人脈作りといった明確な目的を持ち、将来各企業を背負って行かれることを期待された選ばれた人達です。
多くの経験を積んだ様々な業種から選ばれた講師からの講義は、企業人として、人間として、組織のリーダーとして成長していく上で、大きな学びを習得する場になるものと確信しています。
この大学では、社会的責務を自覚し、教職員は学生と一体となって、研鑽を積み、優れた人材を育成して、社会貢献を出来ればと思っている次第です。
学長紹介
学長 東洋大学国際観光学部
教授(商学博士)佐々木 茂
我が国の企業環境はここ10年で、ITやAIの進化によって激変の時代が始まっていました。そこへ、新型コロナウィルスというパンデミックが見舞い、多くの人々のライフスタイルが変容を余儀なくされています。
こうした中で、企業は一社だけで突き進むのではなく、「連携」によって多様な選択肢を検討する柔軟性が求められています。生産、製造、流通、金融、広告、業界団体や教育機関など多様な事業者が連携することにより、はじめて個別の企業の価値が創造される時代です。
流通農業大学では、起業を志す人や社内のリーダーを嘱望される人が、グローバルなマーケットでも活躍できる実践型人材育成カリキュラムを用意しています。世界に通用する「教養力」を身に着け、総合的な経営・マーケティング戦略を幅広く学び、顧客価値を創出できる高度創造人材の輩出を目指して共に学んでまいりたいと思います。
沿革 |
2007年 ㈱サカガミ代表取締役社長坂上和也氏(現相談役)がサカガミ塾を創設 |
組織運営 |
『正会員』による総会と理事による理事会を設置し運営を行う |
運営費 |
『個人正会員』会費 年間1口1万円 1口以上 |
人事 |
・理事長 元 伊藤忠商事㈱ 常務取締役・元㈱日本アクセス代表取締役会長 吉野 芳夫 |
所在地 |
〒170-0003 |
連絡先 |
TEL:03-5974-0039 FAX:03-5974-1179 |